- 松本市街地
- 国宝松本城
・四百余年を経てなお、戦国時代のそのままの天守が保存されているもので、五重六階の天守閣は、城の中では、日本最古です。明治の大改修後の昭和11年、国宝に指定されました。別名深志城とも呼ばれています。姫路城、彦根城、犬山城、松山城とともに五つの国宝城郭のひとつです。- 国宝旧開智学校校舎
・開智学校は、明治6年(1873)筑摩県学(ちくまけんがく)を改め、学制による小学校「第二大学区第一番小学開智学校」として開校しました。工事費は約1万1千円、当時の大工日当が20銭、権令(県知事)の月給が 20円ですからかなりの高額です。しかも工事費の約7割は松本町民の寄附でした。町民の開智学校への期待の大きさが伺われます。昭和36年に国の重要文化財に指定されていた校舎は、令和元年(2019)に近代学校建築としては初めて国宝に指定されました。
- 松本市郊外
- 美ヶ原高原
・美ヶ原高原は松本市の東に位置する広く美しい高原です。
本州のほぼ中央、八ヶ岳中信高原国定公園の最北部にある高原は、標高約2,000m、台地は約600haの草原で日本一広さがあります。ここからの眺めは、遠く富士山をはじめ、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳などが見られる360度の大パノラマで多くの人々を魅了して、まさにアルプスの展望台です。- 上高地
・中部山岳国立公園の代表的な景勝地、急峻な山の裾を流れる梓川に沿って開けた標高約千5百mの盆地状の広い谷です。
独特の地形や多種多様な動植物など自然の各要素が絶妙のバランスをもってつくり上げた類まれな景観と環境を誇り、特別名勝・特別天然記念物にも指定されています。
清冽な水の流れ、さわやかな新緑の河畔林、斜面を覆いつくす針葉樹林帯、そして堂々とそびえ立つ岩稜。豪壮と繊細さを併せ持ち一瞬たりとも同じ姿のない季節の表情は、四季を問わず大自然の感動を伝えてくれます。年間170万人を超える観光客が訪れる,日本有数の高原観光地です。- 乗鞍高原
・乗鞍岳の東山麓に広がる標高1200m~1800mにかけての一帯が乗鞍高原です。広大な一の瀬園地、原生林や池、湿原、個性的な滝、新緑、紅葉、泉質の異なる四つの温泉、四季の花々など、まさに大自然の魅力あふれるスケールの大きい高原リゾートです。- 白骨温泉
・山深い谷間に、静寂と豊富な出湯の白骨温泉。その歴史は古く、鎌倉時代にはすでに湧出していたと伝わります。戦乱の世、武田信玄は乗鞍岳の麓に開いた大樋鉱山の鉱山夫や、負傷した兵を湯治させていたとも。この温泉が古文書に現れたのは240余年前。
当時白骨の地は様々な呼び名を持ちました。谷間にたたずむ地形が舟の形をしているからとか、くり抜いた湯船に湯の成分が付いて白い舟に見えるから「シラフネ」とか。
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